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~キバれ小鉄。の糞闘記~
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今年の漢字は「命」。

ぴったりだな~と思う。悠仁様の誕生、いじめ自殺、虐待死、広島ドックパークの事件、命を考える機会がたしかに多かった。

とくに愛犬家にとっては衝撃だった広島の事件は、今もまだ終わっていなく、いろんな問題が泥沼化しているもよう。

レスキューに入った団体の代表が逆に訴えられたり、内部で紛争(?)があったり。

寄付だけして静観しているだけの私。どれが真実なのかも分からない。ただ残ったワンコも幸せになってほしい。と祈るばかりだ。

犬を幸せにしたい。という気持ちはどの人も一緒なはずなのに、たくさんの人が集まればたくさんの考え方が生まれて、衝突するのはしょうがないのかもしれない。

集まった何千万円もの寄付金をめぐって、出し惜しみだ、いや節約だと言い合う。

上手く言えないけど、広島のワンコ達がしかるべき治療を受けることができて(それがなされてないとの意見もあり)残らず幸せな道を見つけられたら、残った寄付金は、捨てられた犬達のためのシェルター建設や他のレスキューに充てても、全然私は構わない。

微々たる善意だけど、それが何らかの形で不幸なワンコのために使われるのならとても嬉しい。

誰も起こさなかった行動を起こした団体やスタッフ・ボランティアのお給料・謝金にしたってイイと思う。

彼らにはその資格があると思う。日常の仕事や生活を犠牲にして、悪臭の中、感染症のワンコや、膿や糞尿まみれになったワンコの世話をすることは、本当に頭がさがるすごいことじゃないかな。

たくさんの人間をまとめるのは本当に大変なことだろう。言われたことをやるのは簡単だけど、何百人分のそれを考える側は相当な労力だ。だからそのトップに立つ代表さんは、寄付金を自由に使ってもいいんじゃないかと私は思う(犬のために使うという前提で)。ただ、トップとして、その下で働いてくれるスタッフ・ボランティアが納得できるよう、筋を通さなければならない。筋の通ったことをしていれば、内部からの不満が爆発するまでにはならないのではないだろうか。


私の今年の漢字は・・・「父」。

良くも悪くも父(義父)に振り回された一年だった。

入退院を繰り返し、見舞いのために何度も福岡まで帰省。

ヘルパーさんの助けを借りながらの生活。

アルコールを飲んだら命取りと言われているのに、隠れて飲み続ける義父。

それを阻止しようと懸命な私達。

やがて鹿児島に呼び寄せることを検討、住みやすい介護向き新居を探していた矢先に認知症の疑い。

我が家の近所に転院。そこで起こしたいろんな出来事。

首絞め事件(笑)をきっかけに、グループホームへ急遽入居。

落ち着くまでは、脱走・反発などもあったけど、そこでゆったりと過ごした二ヶ月間。

次は何をやるだろうと不安な私達を尻目に、父は自由に自分だけの世界を生きた。

私達のことは認識していたが、きっとふわふわと夢の中のような感覚の中を生きていたんじゃないかと思う。

最期家族で観た花火。覚えたての「カタのハリがいいね~(花火の誉め言葉)」を冗談めかして言った義父。

帰りにがけの車で完食したアンパン。

その晩の緊急入院。意識のあるうちに何かを言いたそうにしていた義父の表情。でも私達は「分かった分かった」と真剣に聞くことをしなかった。きっとまた元気になると思っていたから。

翌晩に一度危篤。心臓が止まった。でもまた動き出した。それから一ヶ月、意識が戻らないまま義父は生き続けた。

言葉も発せられない、動けない、機械で動かされている心臓。生きるって何だろう・・・と何度も考えた。

もし次危篤になったら、電気ショックなどの延命措置をするか、しないか。と医師に聞かれた。

しないでください。と言った。

交替で義父を見守り、じゅんちゃんが病院から出勤していったあと「すぐに旦那さんを呼んでください」。

風が吹けば止まりそうな心電図の脈。

「お義父さん、まだだよ。じゅんちゃんがくるよ。それまでは頑張って。」それが貴方にできる最後の親の仕事だと義父の耳元で言った。

嫁がえらそうにと思われるかもしれないが、そのときの私の本心だった。これまでの義父の生き方を聞いていたから、見ていたから、そう言ってしまった。

最後はじゅんちゃんのためだけに生きていてほしかった。じゅんちゃんが後悔しないように、あと少し生きていてほしかった。

早退したじゅんちゃんが駈け付けて、しばらくして、二人で見守る中、本当に眠るように義父は逝った。

「あぁ」とじゅんちゃんが呟いた。

ずっと体に入りっぱなしだった管をすぐに抜いてもらった。

その後はもうバタバタと過ぎていくだけだった。

先日、49日のお返しまで終わって、あぁ終わったなぁ思った。

いろんな人にお世話になった。いろんな人が心配りしていてくれたことに改めて気づいた。

本当に感謝してもしきれない。ありがとうございます。

老後のこと、義母のこと、両親のこと、親子とは、生きるとは、人生の生き様、死ぬということ、人の思いやり。

義父を通していろんなことを考えた。そんな一年だった。

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同感です。。。
命。。。一番大切なはずなのに、軽く見られたりもする・・・バーチャルなのか現実なのか。。。
いろんなことがありすぎて、月日のすぎるのがだんだん早く感じてしまいます。事件の報道に慣れてしまう自分が怖くさえあります。。。 
寄付の件、ワタシも同感。ワタシが同じことできるか?と言われたらできない。断言できる。それを成し遂げてたくさんの命を救った。すごいと思う。
残りはまた違う形でいかして欲しいとおもうな。

お父さんのこと、ワタシはうらやましくさえ思います。大変だったろうけど、フタリの行動を(全部知ってるわけじゃないけど^^;)ゆず夫婦は見守るしかできませんでした。ちゃんと成し遂げてエライです。こんなつたない言葉でゴメン。。。きっと天国で旨い酒飲んでると思うよ。
まさおくん、急死したんだね。たくさん愛されたワンコだから、幸せだったろうと信じたい。私もたくさん愛そうと思う!!(もちろんビール党のヒトもね♪) 長くてごめん。。。
ゆず 2006/12/13(Wed)13:39:04 編集
無題
何か一つのことを何も無いところから作り出していくって
すごく大変な作業だと思うのです。
それをやったということは賞賛に値すると思います。
道義的に筋を通せば、あとはその信念にしたがってゆけば、横槍が入ろうと自分は正しいのだと進んでいけるよね。広島の件では、その信念が途中でゆらいで筋も通らなくなったのかな~と勝手に想像してます。
ゆず夫婦にもお世話になりました~m(_^_)m
そうそう、天国では酒びたりの毎日でしょう(笑)。
まさお君早すぎる死だね。。。
でも日本中のまさおファンがまさおくんを偲んでるのかと思うと
やはり彼は幸せだろうと思います。
小鉄。 2006/12/14(Thu)10:00:14 編集
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